訪問介護で出来ること・出来ない事
利用者さんの介護者の状況により、訪問介護で出来る事・出来ない事が異なります。
注意した方が良いポイントは下記の通りです。
- 介護者がいる場合、生活援助では入れませんが、家族不在時の調理等例外もあるので、ケースバイケースです。同居者が要介護者や障碍者だったらとか条件によって変わりますので、確認しておく必要があります。
- ヘルパーさんは、本人と奥さん、それぞれに入るので、其々のケアプランを立てる時、気を付けましょう。
- 身体介護と家事援助の区別と、出来る事、出来ない事の確認してください。
- 時間は実際にかかった時間ではなく、想定される時間です。気をつけてください。(要領の良い人と要領の悪い人ではかかる時間が変わってしまいます。)
- 調理をお願いする時、栄養管理が必要な場合には、医師に相談して、栄養士の指導を受けるようにすると良いでしょう。
- ヘルパーさんが、服薬管理が出来るのは一包化されているものです。(一包化されたものには、氏名や服用方法が書かれているからです。シートからばらすと、服薬方法などの指示が分からなくなるため、扱うことはできません。1剤でも一包化してもらいましょう。)
参考資料
詳細は下記資料も参考にしてみてください。
- 令和2年度千葉市介護保険事業者説明会(集団指導)
資料3.介護給付に関する各種通知等について
[別紙2①]訪問介護(第1号訪問事業)に係る解釈について(PDF:256KB) - 厚生労働省
「訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について」の一部改正について [492KB]
【執筆者】
吉松美津代(NPO法人千葉西地域包括多職種の会 代表・主任介護支援専門員・薬剤師・社会福祉士)
雜賀匡史(さいがケアファルマ合同会社 代表・薬剤師・介護支援専門員)
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更新日:2022年4月1日