経験や経歴が異なる方同士でこのカードを活用するには

ケアマネジャーの方ですと、看護や薬剤師などの医療職から移られたり、福祉用具方面から就く方がいたりなど、様々な経歴をお持ちの方もいると思います。
そういったバックボーンが異なる方、実施するグループの中の経験値が多様な場合は、ディスカッションの話題も豊富になります。

例えば、カードのテーマに絡む専門職の方やその専門出身の方が参加されている場合は、Dカードの代わりにポイントについて解説やコメントしていただきましょう。カードはAからEまで全て使う必要はありません。使うカードを限定して使用していただいて構いませんので、柔軟に考えてみてください。

また、それぞれがケアマネの経験が長い方でも、自分の出身職種方面の考え方に偏りがちな場合もあります。カードのテーマに絡んで、関連する情報については、それぞれ出し合って、お互いに不足していた視点を補えるような話をしていただくようにしましょう。

カードの内容についての話だけしなければいけないわけではありません。関連することで、お互いに聞きたいこと、過去の経験などについて共有する時間をとるのも面白いと思います。